法要では正座をしなければならないか

法要では正座をしなければならないか

2020.11.21

お知らせ

近年は生活様式が変わり、日々の暮らしの中で正座をするということはほとんどなくなりました。
法要に行くと、家族の方が最初から正座を我慢し、つらそうにしておられるのを見受けることがあります。そういった場合は、こちらからお声がけをさせていただきます。
「どうぞ法要が始まるまではお楽にしてください。そして足が痛ければ我慢せず崩していただいて結構です。どうしてもなら、読経の最初と最後だけ正座していただければと思います。」
又、最近は正座ができない方のため、椅子が用意されている場合もあります。
基本的な話をしますと法要は正座の姿勢となりますが、僧侶側としましても、足が痛いので早く終わってほしいとか時間を気にされるより、落ち着いて読経に専念できます。
ただ、一つだけ気をつけていただきたいのが、足を崩すときに正面の仏壇に足の裏を向けないということです。これは仏さまに対しても失礼なことですし、僧侶側からしても、お参りに行って、足の裏を見せられるのは気持ちの良いことではありません。
亡き人のことを思うと、せめて法要の間は我慢して正座をしたいという気持ちもわかります。また、法要で足が痛いのも、普段は経験しないので、逆に故人の思い出になってよいと言われる方もありましたが、無理に行う必要はありません。
正座がしにくい方は、見苦しくない程度に足を崩し、お焼香や合掌礼拝のときだけでも正座をされてはいかがでしょうか。
 
〇法要のご依頼やご相談については、「京都お坊さん派遣」まで。
メール、又は電話(0120-71(亡き人)-4652(よろこぶ))にてお問い合せください!
※派遣する僧侶のコロナ対策(マスク、消毒、検温等)も万全です。


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