お盆のお飾りについて

お盆のお飾りについて

2022.08.08

お知らせ

「お仏壇のお飾りの仕方」
お仏壇のお飾りですが、平常時は三具足になっているものを、本来、お盆などの特別な時には五具足にします。五具足が置けない、もしくは五具足がない場合は、三具足でお飾りください。
お盆などの特別な時には、前卓の上に打敷をしきます。普段されていて、もし夏用がれば取り変えていただければと思います。

「お供え物」
お供え物については、お仏飯に加えて、お餅、お菓子、果物などをお供えします。最近はお盆用のお供えのお菓子などがスーパーなどでも売られていますので、そういったものをお供えされても良いかと思います。霊具膳と言われるお膳や、精霊馬というキュウリやナスに爪楊枝や割り箸をさしたお供え物は、多宗派や地域の風習からされるものですので、浄土真宗では必要はありません。
お花は、仏具の花瓶に四季おりおりのお花を生け、お供えします。毒花やとげのあるお花などは用いません。提灯については、亡き人があの世から行き来する目印として飾るのではなく、お飾りとして室内のお仏壇の脇などに、飾られても構いません。なぜなら浄土真宗では先立たれた方は、お盆に行き来するのではなく、阿弥陀如来によってお浄土という仏様の国に迎えとられ、仏様となられ、いつでもどんなときでも我々のそばにいて、常に見護り導いてくださっているといただくからであります。

お盆のお飾りについては、先に往かれた方を偲びながらも、日本古来の文化伝統を大切にし、仏様の教えに照らし合わせて、あらためて自らを見つめ直す機会としても大事にしたいものです。

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