仏事をつとめるということについて

仏事をつとめるということについて

2022.11.30

お知らせ

仏事をつとめることについてはどういった意味があるのでしょうか?
仏事は亡くなった方をしのぶとともに、家族や親族が仏前に集い、仏縁を結ぶための法要であります。つまりは大切な方の仏事を通して私たち自身が、仏さまに手を合わせ仏法に心を寄せていくということに大きな意義があるのです。

ともすれば今生きている私たちは、亡くなったあの人は今頃成仏しているのだろうか?あの世で迷っておられるのではないだろうかなどといろいろと考えてしまいます。
そのために、お経を上げてもらうことによって迷わず成仏してもらうのだとか、死んだ人の魂が浮かばれるようにとか、自分なりの理解によって納得している方も多いのではないでしょうか?

でも実際は亡くなられた方は、既にお浄土で阿弥陀如来によって救われているのであり、
逆に救われなければならないのは今生きている私たちなのであります。
そんな私たちを見て、亡き人は「仏さまの教えに出あってほしい」「手を合わせる人生を歩んでほしい」「真実を見る眼(まなこ)を持ってほしい」と、いつも私たちに願っておられ、呼び続けておられるのであります。

今は亡き人の声なき声をメッセージとして聞き、手を合わす世界によって再び出あい、そのお導きに感謝し、いつまでも忘れず亡き人の願いに応えていくことが仏事をつとめる大切な意味でもあるのです。

◎法要のご依頼やご相談については、「京都お坊さん派遣」まで。
メール、又は電話(0120-71(亡き人)-4652(よろこぶ))にてお問い合せください!


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